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CHILD_ORTHODONTICS

お子様の矯正「床矯正」

当院では1935年にウィーンの歯科医シュワルツが考え出し、主にヨーロッパで発達し、東京都で開業されている鈴木説矢先生が確立された床矯正法を採用しております。
この方法は取りはずしが可能な装置を口腔内に装着して少しずつ顎を拡大して乱れた歯が入るスペースを作っていく方法です。歯を抜くことなく、本来あるべき顎の大きさにして歯をそろえて噛み合うようにしていくため早期に行えばその個人の持つ本来あるべき健康な自然の姿に近づけることが可能です。しっかり噛める歯は生涯を通じて健康な身体作りに不可欠です。

床矯正がもたらす効果

  1. 歯並びが良くなりその子本来の顔になる。歯磨きがしやすくなる
  2. 骨格のズレが治り美味しく食事ができるようになって全身の健全な成長を助ける
  3. 身体が正常な機能を営むのを助ける

お子様の歯並びは、一生を左右します。歯並びが悪いことで、顔が歪み、正しい成長が妨げられ、全身の健康にも影響を及ぼします。大人になってから矯正することは時間やお金も多くかかってしまいますが、お子様のうちから矯正を行えば比較的簡単に早く治る場合が多いです。

矯正をはじめる時期

矯正を始める時期は「歯並びに問題があると気になった時」と考えてください。出来るだけ早く手を打ったほうが少ない時間と費用でより良い状態にすることが出来ます。
ただし装置を入れられるようになるのは7、8歳からとなります。歯並びに不安があればすぐ相談に来てください。待っていても自然に治ることはあまり期待できません。そのときに出来ることから始めていくことが大切だと思います。

歯並びが与える影響

初診時は8歳でした。口の中の状態は下の写真のように上下の前歯が交差しており、横から見ても歯が互い違いになってしまっていました。
歯並びは姿勢にも影響しています。写真で明らかにわかるように重心が右に偏り、左右の肩の位置、指先の位置を線で結ぶとかなり姿勢が斜めになっていることがわかります。

治療中

上下額に床矯正装置を入れ、少しづつ拡大していきます。

治療後

治療開始から1年2か月後の写真です。上下の歯を「床矯正装置」によって左右に拡大し、歯並びを矯正していきました。初診時と比べて姿勢がとても良くなったのが分かります。
このように歯並びは全身の姿勢とも密接に関係していることが解ります。歯並びを治すことはただ単に見た目だけの問題ではありません。
呼吸の問題、栄養の問題、やる気の問題、容姿の問題、学業の問題等と密接に関係していると考えられ、出来るだけ早い段階でより良い歯並びにすることにより、より健全な成長が期待できると考えています。

患者様の年齢 10代(初診当時は8歳)
治療期間 2年
費用の目安 ¥170,000

※上記はあくまでも症例です。治療の効果を保証するものではございません。